すくさんのブログ

なんとなく生きてる

ブログを始めたワケ。

なんてブログの名前にしようかなって悩んでいたら、たまたま「すくすく」というお店があったので、すくさん。sksn。

SNSやらスマホやら、誰かと繋がる機会や時間が増えれば増えるほど、なんとなく窮屈になっちゃって、そんなしがらみから抜け出したくなった。


まだmixiが未成年は利用できなかった頃、高校生の僕はこっそりmixiに登録した。その頃はまだ招待制で、誰か他に登録してる人に紹介してもらわないと登録できなくて、同じように始めてた、そんなにも仲良くない女の子に招待してもらった。

同じ頃、同級生たちはモバゲーなんかにはまってて、それはそれで高校生ながら、楽しかったけど、こっそり始めたmixiは、周りがみんなオトナで、それだけでちょっとワクワクした。まるで、中学生の時に、エロサイトの「18歳以上ですか?」という入り口で「はい」を初めてクリックしたようなドキドキ感。

同じ年っぽい子を探して友達申請してみたり、当時進学を目指してた大学の先輩とメッセージをやりとりしてみたり。ど田舎の高校生にとって、それは新しい世界が開けた感覚があったね。

その頃のmixiは、まだまだ出会い系サイトとして機能してて、仲良くなった県外の女の子と付き合ってみたり、同じバンドが好きな仲間とライブで会おうとしてみたり。まあ、どちらも直接あったことがないもいうオチ付きなんだけども。


そんな頃からずいぶん変わった。
mixiは招待制でなくなり、未成年も解禁になり、当時の出会い系サイトとは似つかないものになった。新しいSNSが生まれては消え、facebooktwitterも知り合いが増えるに連れて、どんどん窮屈になっていった。

ひとは繋がりを求めて、いつの間にかそれに縛られていく。

けれど、いまの世の中はそれらを切ることが悪とされてしまう。繋がりは増えるばかりで、減らすのはとっても勇気がいる。

ただ、繋がりはもっと流動的でいい。あの頃、mixiで知り合った人たちはもうみんなバラバラだ。でも悲しさなんてなくて、懐かしさばっかりが残る。それでもみんな自分の今を生きている。もっと切ったり繋げたりくっ付いたり離れたり、そういったものが自由になれば良いのになって思う。


そして今日もまた、新しくブログを始めるのである。